潤滑油

エンジンフラッシングは灯油でもできる?交換やタイミングを解説

灯油でもエンジンフラッシングができると聞き、本当か知りたい方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、エンジンフラッシングは灯油でもできるのか解説します。併せて、フラッシングの方法を紹介します。エンジンフラッシングを自分で行いたいと考えている方は必見です。

エンジンフラッシングに灯油が使える?

車のパーツは灯油で綺麗に洗うケースがあるため、エンジン内も灯油でフラッシングをすればきれいになると考える方もいるのではないでしょうか?

実は、エンジンフラッシングは灯油でもできます。そのため、実際にフラッシング剤の成分に灯油が含まれているケースもあります。

ただし、灯油のみでエンジンフラッシングするのではなく、灯油とエンジンオイルを混ぜる必要があります。つまり、灯油はフラッシング剤の役割があるのです。

エンジンフラッシングとは

そもそもエンジンフラッシングとは、エンジン内部を洗浄する作業を指します。オイル交換の際に、フラッシング剤やフラッシングオイルを使って洗浄するのです。

ここでは、以下の点を解説します。

  • ・得られる効果
  • ・行うタイミング

それぞれ確認してみましょう。

得られる効果

エンジン内にスラッジと呼ばれる汚れが溜まると、以下のようにさまざまな悪影響を及ぼします。

  • 燃費が落ちる
  • エンジンのパワーが弱くなる
  • アイドリングが安定しない

エンジンフラッシングは、これらを防ぐ効果があります。

行うタイミング

どのタイミングでフラッシングするのが良いのか気になる人もいるでしょう。エンジンオイルを交換する際に行う人もいますが、一般的には車に次の症状が見られるタイミングに実践するとよいでしょう。

  • エンジン音がうるさい
  • エンジンが震える
  • エンジンがかかりにくい

以上の問題が起こった場合には、エンジンフラッシングを検討しましょう。

エンジンフラッシングの方法3選

実際にエンジンフラッシングする際は以下の方法で行えます。

  • 機械式
  • 走行式
  • 簡易式

専用の機械を使う方法から、自分で手軽に実践できる方法もあります。ひとつずつ確認してみましょう。

機械式

機械式は専用の機械を使う方法です。

オイル交換の際に専用の機械をつなぐため、店舗でしか作業できません。スタッフが専用の機械を使うため費用がかかります。また、機械を使って丁寧に洗浄するため、時間もかかります。

機械式は薬剤のみをエンジン内で循環させるため、洗浄力が最も強いのがメリットです。

走行式

走行式は、エンジンオイルを交換するときにフラッシングする方法です。

新しいエンジンオイルにフラッシング剤を混ぜ、走行するだけで完了します。そのため、誰でも簡単に行えるのがメリットです。

車を走行させることで徐々に汚れを落とすため、すぐに効果を実感できるわけではありませんが、エンジンへの負担が少ない方法です。

簡易式

簡易式は、フラッシングオイルを使います。具体的な手順は以下の通りです。

  1. ドレンボルトを外して古いエンジンオイルを抜く
  2. ドレンボルトを締めてフラッシングオイルを入れる
  3. アイドリングする
  4. ドレンボルトを外してフラッシングオイルを抜く
  5. ドレンボルトを締めて新しいエンジンオイルを入れる

以上の手順で作業すればオイルも同時に交換できます。フラッシングオイルを入れてアイドリングすれば、内部のスラッジが浮き上がるため、必ずエンジンオイルも交換しましょう。

気をつけるべきポイント

エンジンフラッシングで気をつけるべきポイントは4つあります。

  • オイルが混ざる
  • 詰まりの原因になる
  • エンジンがにじむ
  • フィルター交換が必要

自分で作業する場合は、すべて自己責任となるため以上の点を確認しておきましょう。

オイルが混ざる

簡易式でフラッシングする場合、フラッシングオイルを抜いてから新しいエンジンオイルを注ぎ入れます。

しかし、すべて抜ききれるわけではありません。そのため、残ったフラッシングオイルと注ぎ入れた新しいエンジンオイルが混ざるのです。

混ざってしまうと、エンジンオイルの本来の力が出せなくなる可能性があります。

詰まりの原因になる

車を使用すれば徐々にエンジン内部にスラッジが蓄積します。簡易式でフラッシングすれば、スラッジを剥がせるため、綺麗に洗浄可能です。

しかし、剥がれたものの、エンジン内部から流れ出ない場合もあります。内部に残ったスラッジはどこかに詰まる場合があります。

詰まった状態で車を使用すればエンジンの故障につながる可能性があるため、注意が必要です。

定期的にオイル交換している車であればスラッジがたくさん溜まらないため、詰まりによってエンジンが故障する可能性は低いでしょう。

ただし、定期的に交換していなければその限りではないため、普段からしっかりメンテナンスすることをおすすめします。

エンジンオイルがにじみ出る

エンジンオイルが漏れないようにエンジンの各パーツには、パッキンを使うことがほとんどです。

パッキンの劣化により亀裂が入るなどして隙間ができ、その箇所にスラッジが蓄積して隙間を埋めてくれている場合があります。

隙間をスラッジが埋めている状態でフラッシングすれば、埋めていたスラッジが浮き、流されてしまいます。

スラッジが無くなったために隙間が生じ、エンジンオイルがにじみ出てくる可能性があるのです。

フィルター交換が必要

フラッシングオイルを使用した場合、浮かせたスラッジはオイルフィルターに付着するため、オイルフィルターの交換が必須です。

オイルフィルターにスラッジが付着したままにすると、ろ過機能が低下し、エンジンオイルが汚れやすくなります。

エンジンオイルが汚れやすくなると、メンテナンスの頻度も高まるため、フラッシングした際はフィルターも交換しましょう。

まとめ|エンジンフラッシングは灯油でも可能!自分でフラッシングしてみよう

エンジンフラッシングは灯油を使うケースもあります。ほかにも、専用の機械を使ったり、オイルや添加剤を使ったりと、方法はさまざまです。

必要なオイルや道具があれば自分でもフラッシングできるため、オイル交換の際に挑戦してはいかがでしょうか。

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